基本的に、包茎の人は状況によっては病気になりやすい可能性があります。
これは、重度の包茎になるほど顕著になります。
元々、日本人は仮性包茎の人が多いと考えられています。
ただ、勃起をするときに亀頭が露出する人も多いので大きな問題として取り上げられる機会が少ない背景があります。
重度の包茎である真性包茎に関しては、放置をしていてメリットになることがほぼありません。
むしろ、自分だけではなくパートナーに対しても重大な病気を感染させてしまうリスクが存在します。
ですから、まずは包茎がもたらす病気のリスクをきちんと理解することから始めなくてはいけません。

包茎の種類を理解しよう

一般的に、包茎は真性包茎と仮性包茎、そしてカントン包茎の3つに分けられます。
このうち、最も重大な症状と考えられているのが真性包茎で、病気を誘発させやすいと考えられています。
カントンについても、難しい状態になってしまうことはありますが真性と比較するとそこまでではありません。
症状を理解して事前に対策をしておけば、その症状を防ぐことができるからです。
しかし、真性の人は自力では状態を改善することが難しい現状が存在します。
そもそも、真性の人は包皮と亀頭が癒着していますので、自分で亀頭を露出させることができないという大きな問題点が存在します。
普通、男性は勃起をすると亀頭が露出するようになっているのですが、包皮と亀頭が癒着してしまうとこういった状態にならない難点が生まれます。
このような状態を継続することで、様々な病気をもたらします。
実際に、この症状については保険診療の対象として治療ができるようになっています。
普通は、包茎の患者はコンプレックスの解消程度に捉えられますが、完全に癒着している場合には問題点も多いので医学的な観点からも改善をした方が良いと判断されるからです。
ですから、早期に治療の相談をした方がリスクを回避できます。

不衛生な状態が病気をもたらす

包茎の人は、軽度の人であっても陰茎周辺が不衛生な状態になります。
これは、細菌などが繁殖しやすい環境になってしまうからです。
例えば、包茎になって生じる代表的な病気には亀頭包皮炎というものが存在しますが、これは細菌が感染して生じるものです。
本来、亀頭が露出している状態だとこの症状は生じにくいようになっています。
これは、亀頭部分を綺麗にできる状態にあるからです。
細菌は、湿った場所などを好みますので包皮を被って湿り気が多い状態になってしまうと、繁殖しやすい環境を作ってしまうことに繋がります。
ですから、仮性包茎の患者であっても注意深く陰茎周辺を清潔に保つように心がけなくてはいけません。
仮性包茎程度の症状であるのならば、こういった問題点もお風呂での洗浄などの注意で改善できる可能性は存在します。
一方で、真性包茎になると清潔にすることが難しいことが多い現状です。
真性は、包皮と亀頭が密着している状態なので陰茎を乾かすことができる環境にありません。
常に湿った状態になることが多く、細菌や汚れが非常に好む環境です。
そのため、不衛生な状態が持続してしまって性病などの重大な病気にかかりやすくなります。

包茎を改善することは難しいことではない

真性包茎のように癒着が進みすぎているケースでは、本人の努力だけではどうすることもできないことも多いです。
しかし、病院で治療を受ければこの限りではありません。
そもそも、自力で真性包茎を改善しようとすると、後遺症が残ってしまう可能性も存在します。
これは、ムリに亀頭と包皮を剥がしてしまうと陰茎が傷ついてしまって、そこから汚い細菌が入り込んでしまうケースも存在するからです。
陰茎はデリケートであるため、治療をするのならばきちんと手順を踏まなくてはいけません。
実際に、傷がついて病原菌に感染すると性病などの感染リスクも増大します。
自分だけの問題だけではありませんので、正しい対処が必要です。
この点、病院の治療はとても理に適っていますし、実績のある医療施設では安全に進められます。
陰茎への治療は、局部麻酔などを利用して痛みが生じないようにしてくれます。
手術が終わった後は、状態を確認するためのアフターケアも充実しており、後遺症が残らないようにしてくれます。
一度真性包茎の手術を行うと、後はその状態に慣れることで元に戻ることもありません。
ですから、病気のリスクを排除できるうえにパートナーとの触れ合いも楽しくなります。

まとめ

包茎は、放置していてもメリットになることがないものです。
デリケートな部分の治療であるため、慎重に対処するのは間違ってはいません。
しかし、現状で病気の感染リスクがある場合には、パートナーにも危険が及んでしまうことを理解しておく必要があります。
特に、真性包茎の人は陰茎周辺の衛生環境が悪いことが大半なので、早期の対策が必要です。
真性包茎の場合は、治療におけるプロセスが明確なので相談がしやすい利点が存在します。
医療保険を使うことができますし、治療方法についてもその患者にとって最善のものを提案してくれるため安心です。

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